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離婚して親権を取りたいとき探偵に浮気調査を頼む際の費用相場
離婚して親権を取りたいとき、さらに離婚の原因の1つが「浮気」にあるとき、以下のことを知っておく必要があります。
- 親権とは
- 離婚後に親権を持てる親とは
- 浮気の事実は親権争いに考慮される?
- 浮気の調査結果を利用して親権を取る方法
- 離婚して親権を取りたいときに、探偵に浮気調査を頼む際の費用相場
1.親権とは
親権とは、子どもを一人前の社会人となるまで養育するため、子を監護教育し、子の財産を管理するといった、親の権利義務の総称を意味します。
また、子どもを育てる上で生じる全責任を負う代わりに、別れた配偶者に養育費を請求したり、面会を制限することも可能です。
2.離婚後に親権を持てる親とは
離婚における子どもの親権決定の際、離婚調停※で最も重要視されるのは「子供の幸せ」です。
※離婚調停:話合いによって離婚が成立しない場合や、虐待やDVなどで話合いが困難な場合に、裁判所を通して離婚問題の解決を図ること。
つまり、裁判官は父親と母親のどちらが、より子どもを幸せにできるか?といった視点で親権を持てる親を決めます。
ですので、以下の行為を繰り返している親は、親権を取ることが難しくなります。
- 子どもを虐待する
- 育児放棄をする
- 子どもが見ている前で、配偶者に暴力をふるったり、暴言を吐く
- 子どもの預金を使い込む
いずれも、子供の幸せとは程遠い行動です。
反対に、親権を持つのに有利な行動として、
- おむつ交換、食事の世話、入浴をきちんとしている
- 授業参観に参加している
- 相手よりも、子供の世話に割く時間が長い
- 子どもと同居している
といったことが挙げられます。
これに加えて、子どもの年齢によっても、親権者を判断されます。
子どもの年齢 | 親権者 |
0才~10才未満 | 母親の愛情が必要とされ、母親が親権者となることが多い。 |
10才以上~15才未満 | 子どもの精神的・肉体的な発育状況が考慮されるほか、 現在の養育状況や子供の意思を尊重する場合もある。 |
15才以上~20才未満 | 子どもの意思を尊重して決定。 結婚していれば親権は必要なし。 |
20才以上 | 親権は必要なし。 |
3.浮気の事実は親権争いに考慮される?
浮気の有無自体は、親権争いをする上であまり関係ありません。
親権はあくまで、「子どもの幸せ」をもとに判断するからです。
でも、浮気した配偶者に
- 浮気をするために子どもを放っておいて、浮気相手と密会していた
- 子どもの預金を浮気相手に使った
といった事実があれば、親権を取りやすくなります。
4.浮気の調査結果を利用して親権を取る方法
子どもをほったらかしにして浮気相手と密会していたり、子どもの預金を浮気相手につかっていなかったとしても、親権を取る方法はあります。
浮気調査で、配偶者が浮気した証拠を見せ、相手に以下のような内容の交渉をすることです。
交渉内容
・親権を要求する
・親権を要求する代わり、配偶者に慰謝料を請求しない
・親権を要求する代わり、浮気相手に慰謝料を請求しない
・親権を要求する代わり、浮気相手の配偶者に浮気の事実を知らせない
(浮気相手が既婚者の場合)
配偶者が、浮気相手に迷惑をかけたくないと思えば、受け入れる可能性は十分あります。
5.離婚して親権を取りたいときに、探偵に浮気調査を頼む際の費用相場
離婚して親権を取る際、上のような交渉をしようと思ったら、確実な浮気の証拠を掴む必要があります。
探偵事務所に、浮気の確実な証拠の収集を目的として、浮気調査を依頼する場合の費用相場は、調査日数によって大きく変わります。
以下に浮気調査日数別の費用相場を紹介します。
調査日数 | 浮気調査費用の相場 |
1日 | 5万円~10万円 |
3日 | 15万円~30万円 |
7日 | 35万円~70万円 |
浮気調査費用が低めの探偵事務所は、報告書作成費用を別途請求する料金設定が多く、
浮気調査費用が高めの探偵事務所は、報告書作成費用が調査料金に含まれる料金設定が多くなります。
また、探偵事務所によっては、調査日数が多くなると割引する場合もあります。
その場合は、単純に日数×料金とはなりません。
さらに、離婚調停に発展する可能性も考慮して、弁護士と連携している探偵事務所を選ぶ必要があります。
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探偵事務所・興信所の浮気調査にかかる費用を安くする方法
目的別 浮気調査費用の相場
対象別 浮気調査費用の相場
- 専業主婦の妻に対する浮気調査
- 会社員・パートの妻に対する浮気調査
- サラリーマンの夫(旦那)に対する浮気調査
- 自営業or会社役員の夫(旦那)に対する浮気調査
- 彼氏に対する浮気調査
- 彼女に対する浮気調査
- 父親に対する浮気調査
- 母親に対する浮気調査